説明
【効果効能】
犬:結膜炎、角膜炎、眼瞼炎
【用法用量】
通常、1回1~2滴、1日4回点眼する。なお、症状により適宜回数を増減する。
【使用上の注意】
[基本的事項]
1.守らなければならないこと
(一般的注意)
(1)本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。
(2)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。
(3)本剤は獣医師の適正な指導の下で使用すること。
(犬に関する注意)
点眼用にのみ使用すること。
(取扱い上の注意)
(1)小児の手の届かないところに保管すること。
(2)本剤は室温で保存すること。また、外箱開封後は必ず添付の遮光袋に入れ、直射日光を避けて保存すること。
(3)誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。
(4)本剤は外箱に表示の使用期限内に使用すること。
(5)外箱に表示の使用期限内であっても、開栓後は速やかに使用すること。
2.使用に際して気を付けること
(使用者に対する注意)
誤って本剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。また、点眼の際に液が目に入った場合や皮膚についた場合は、直ちに水で洗うこと。
(犬に関する注意)
(1)副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。
(2)点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。
[専門的事項]
1.重要な基本的注意
(1)本剤の使用にあたっては、2週間の投与を目安とし、症状の改善傾向が認められる場合は4週間までの投与とする。なお、症状の改善がみられない場合には、漫然と使用せず他の治療に切り替えること。
(2)本剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意すること。
(3)眼の感染症を不顕性化するおそれがあるので、感染による炎症に対して用いる場合には観察を十分行い、適切な抗菌剤等を併用するなど、慎重に投与すること。
2.副作用
(1)本剤の投与により、ときに点眼時の刺激性、角膜炎及び角膜潰瘍があらわれることがある。なお、新たに角膜炎及び角膜潰瘍があらわれた場合には投与を中止すること。
(2)副作用が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
【貯法】
室温保存
【包装単位】
ポリプロピレン製容器 5mL×10本入
紙箱
【承認区分】
医薬品(動物用医薬品)
【製剤区分】
外用剤
非ステロイド性抗炎症点眼剤
【製造販売業者】
千寿製薬株式会社
【メーカーお問合わせ先】
千寿製薬株式会社 カスタマーサポート室
〒541-0048 大阪市中央区瓦町三丁目1番9 号
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