説明
【効果効能】
犬 : 犬糸状虫の寄生予防
【用法用量】
毎月1回,1カ月間隔で体重1kg当たりイベルメクチンとして6~12μgを経口投与する。
投薬期間は,犬糸状虫感染開始後1カ月から感染終了後1カ月までとする。
【使用上の注意】
【基本的事項】
1.守らなければならないこと。
(一般的注意)
・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。
・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。
・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。
(取扱い及び廃棄のための注意)
・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。
・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。
・小児の手の届かないところに保管すること。本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。
2.使用に際して気を付けること
(使用者に対する注意)
・誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。
(犬に関する注意)
・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。
【専門的事項】
①対象動物の使用制限等
・本剤の子犬への投与は、離乳後に開始すること。
②重要な基本的注意
・本剤の投与前には健康状態について検査し、使用の可否を決めること。
・本剤の投与前には犬糸状虫感染の有無を集虫法、抗原検査法等により検査すること。
・犬糸状虫感染犬に本剤を投与する場合、成虫及びミクロフィラリアを駆除するなど適切な処置を行い、慎重に投与すること。
・本剤を他の犬糸状虫症予防薬と併用しないこと。
・過剰投与にならないように、本剤の投与前には体重を測定すること。
・本剤は、犬糸状虫成虫には効果がないため、成虫駆除を目的と。して使用しないこと。
・コリー犬及びその系統の犬種に対し、イベルメクチンが神経毒性を示すおそれがあると報告があることから、コリー犬及びその系統の犬種に投与する際には慎重投与すること。
③副作用
・犬糸状虫感染犬に本剤を投与した時、本剤との因果関係は明らかでないが、急性犬糸状虫症(大静脈症候群)、歩様異常、元気消失、食欲不振などが現れるとの報告がある。
【貯法】
容器 気密容器
【包装単位】
100錠
ポリ塩化ビニルとアルミ箔でシート包装し,アルミ製ピロー包装して,紙製の箱に入れる。
【承認区分】
医薬品(動物用医薬品)
【製剤区分】
内寄生虫駆除剤
【規制区分】
指定医薬品, 要指示医薬品
【製造販売業者】
あすかアニマルヘルス株式会社
【メーカーお問合わせ先】
あすかアニマルヘルス株式会社
〒108-8532 東京都港区芝浦二丁目5番1号
TEL : 03-5439-4188